漫画が好き過ぎて(*≧ω≦)… その 162
わち作品の別冊付録漫画は、値段も安価で集めやすくて、直ぐに集め尽くすと思っていました。…が、、収集を真剣にやってみると、これが中々😰😰……当時の売れっ子作家故に多岐に渡るジャンルに書いていて、揃えるのは大変手強いのでアリました‼️
中でも一番のハードルは、少女モノの混載付録です。。
少女雑誌の付録は、少年モノに比べ発行部数が少ない上に、付録の表紙を飾るのが、当時のスターだったりするので、漫画の作者名が良く分からなかったり、中を見ても漫画に作者名の表記が無いものもあったりするのです………
☝️例えばこれ…
少女モノ増刊号付録、表紙に表記ナシ、大判
(二色読み切り。まったりした優しい感じの絵柄が素敵です❤️)
☝️変型サイズの歌本にわち先生のカットが入ります。(こんなカットの仕事も、コレクション範囲内…)
☝️大ヒット漫画 山田えいじ先生の、ペスよおをふれ の別冊付録に、わち先生の読み切り漫画が掲載されていたりと😲😲…‼️
🌟もう、わち作品の付録は全て集め尽くしたと思っていると、まだまだこの様な付録が数年に何冊か出て来るのでホント驚きます😆
収集は、別冊付録に限定していますが、本誌にまで手を出すとマジでキリ無いかも?しれません。。
当時、凄い仕事量をこなしていたのでアリマス‼️
この先も、別冊付録をじわじわ集めて、楽しむつもりです。
※昭和50年代頃迄も別冊付録は存在し、わち先生のモノも、この時代に迄あったりします。(カット程度ですが)
漫画が好き過ぎて(゚ロ゚ノ)ノ…その 161
前のblogと、やや話は被りますが、わちさんぺい先生の別冊漫画付録を集めていると、コチラも極端に出るモノと中々出ない付録がハッキリ別れているのに気付きます。
☆ナガシマくん 豆パンチ 火星ちゃん わんわん航空隊 大空カンちゃん 等の作品は、少年 少年画報 少年ブック(おもしろブック)……これが一番アリまくり。
★スリーコッペ ポンコツ とんま天狗 おまわりさん等の作品は、本誌が学年誌 冒険王 ぼくら 少年クラブ…この辺りは、やや少ない感じがします。
☆単冊の読切、少女、児童~低年齢層向け雑誌付録 (幼年クラブ 幼年ブック 日の丸漫画王等…) 増刊号付録、変型サイズ大判もの等…は全般出にくいです。。(低年齢層向けはカラーが豊富だったり、見てくれの造りも豪華だったりもしますが、小さい子供の手に渡るので、当然痛みも激しく美本残存率が低いです。)
一人の作家に絞り集めるには、ここらが別冊付録漫画収集の効き目となります。
※付録の現存率は単純に当時の本誌発行部数と発行年代に比例している様に思えます。
….…分かりやすい流れなんデス。
……つづく
漫画が好き過ぎてΣ( ̄皿 ̄;;… その160
少年西遊記は連続長篇の為、付録漫画の断片読みでは、話の内容が掴めなかったのでイマイチな感じを受けました。しかし、杉浦漫画は駒単位で楽しむモノであり、実はお話なんかどーでもヨロシイのでアリマス……😁
もう一つの付録漫画 ミスターロボット は、杉浦漫画で初めて読む現代劇(近未来モノ❔)
これは爆笑😆大変気に入った作品でアリマシタ。。
台詞や作画のアチコチに、何かしら非凡さを盛り込む工夫で、杉浦先生は子供読者に向けて常にエンターテイメントな楽しさと、不思議なインパクトを発信しています‼️兎に角サービス精神に溢れているのでアリました。これは凄い‼️
(虫プロ単行本袖には、当時流行した前衛、ハプニング、サイケデリックアートなどの芸術的趣向など自分は無く、読者へのサービスで書いた作品……との、作者コメントがあり印象に残りました。)
そして、、主人公ミスターロボットの暴れっプリと来たら😆もう大変😞💦
プロレスの見せ物 お風呂屋♨️ に乱入して大騒れ…行き当たりバッタリ足の向くまま気の向くままの、杉浦漫画でお馴染みの脱線ふりが楽しく😋元気イッパイ‼️
特にプロットなんか無く、その場でテキトーに書いているんじゃないか❔と思わせる傍若無人ぶり。とても大人が書いたとは思えない😵勢いを感じる無垢なガキんちょテイスト‼️それでいて画力は高く、実に線が綺麗でアリマス‼️
そして、作者がノリノリで書いているのが伝わります🎵
当時の別冊付録漫画(別冊付録)の特性が、杉浦 わち先生共に、絵柄との相性の良さを感じます。
別冊付録の展開は、持ち味のチープなBテイストタッチが、いい具合でブレンドされ独特なお味を醸し出してました。。
☝️何となく作者の肩の力が抜けた感じが別冊付録には伺え、そこも魅力‼️
付録漫画はコレクションが一冊二冊と数が増えて来ると、どんどんと更に集めたくなる。厚冊付録 変形だったりを入手すると、その存在感に更にテンション🆙で嬉しく思えたモノでした。。🙌
🌟切手、テレカ、トレカ、生写真にハマってしまう現在の若者と全く同じでス……😨😨
…つづく 5
漫画が好き過ぎて(*ov.v)o… その159
デパート催事二日目辺りに発見した、杉浦茂の付録漫画は、少年西遊記 ミスターロボット等…6冊。値段は各冊1500円。
当然 当時の自分には大金でアリマス。
それでも、今まで古書店で見た中では、この価格帯は当時かなりお安かったのです。掘り出し物かも⁉️ ……と、思えました。
状態が良さげなモノ、気に入った表紙のモノを三冊程現場で吟味を重ね、思い切って購入しました。。
🌠後に本格付録収集を積み重ねて行くと、杉浦茂先生の付録漫画は比較的良く出るモノ、やや出るモノ、絶対出ないモノが、極端にはっきり組分けが出来ているのを知ります。古書価もその対比でまちまちです。
これは作品の質だけでは無く、当時の本誌発行部数と年代、作品人気、付録のサイズ形状や保存状態等による要因が複雑に絡まる処でアリ、漫画付録の評価価格帯は奥が深いものでした。
漫画家キャリアが長い杉浦先生の作品は戦前からあります。
今だ全ての作品の全容は定かで無いと思われます。
私も長年杉浦作品は、ずーっと探し続けていますが、まだ持っていない付録は確認しただけでも、イッパイあります。
杉浦作品は、古本漫画として付録も味わい深く当時からマニアには人気で、今も高く評価されています。
漫画コレクター以外、デザイナー イラストレーター、各方面アーチストの方々からのリスペクトも凄く、当時の先端サブカルチャー雑誌、宝島の特集記事で取り上げられたりしていました。(漫画収集家以外からの新規コレクション参入は、古書価格を上げる要因でもあります。)
自分の様な、復刻版から入った若手漫画コレクターの参入も多く、戦前からの古い漫画家で若い人に語り継がれる作家は中々いないですから、かなり異例の人気漫画家と言えます。晩年も沢山の異色作品を発表していたし、作品を徹底網羅編集した筑摩書房の全集も記憶に新しい。
杉浦作品には大変楽しませて頂きました。。
……つづく
漫画が好き過ぎて(*゜ー゜)ゞ⌒☆… その158
杉浦茂 わちさんぺい 倉金章介 長谷川町子 うしおそうじ等……当時古本漫画収集のターゲット作家は、ほぼ この辺り………
…とりあえず安い付録漫画辺りから、集めてみようと思いました。以前から集めていた週刊漫画雑誌の怪獣グラビア号等は衣類用の箱にキッチリ収納し、押入れにしまい込み暫く封印していました。。
この頃、ちょっと怪獣ってのも恥ずかしかった時期なんです😅😅
ファンコレ 宇宙船以降、過去のTV特撮の再評価ムーブメントが表舞台に現れ、もう一緒になってワイワイすんのもナンだかな~😓な気分だし、三軒茶屋のオタク系に強い古書店 ラマ舎さんの怪獣関連の店頭販売価格帯を見ても、今からそれらを探し集める事は、既に極めて高いハードルとなっていたし……。(自分は若干ひねくれているので、王道商品となったモノに背を向ける傾向があります)
自分好みの渋い作家なんか、街の古本屋を探し歩いても基本置いて無いです。それは分かってます。新書漫画の絶版プレミアタイトルを頭に入れ、せめてそちらが買えるように古本屋を回りを楽しみます。即売会では、主に安い付録漫画探しです。(金無いもんで、、)
わち付録を中心に…300円~1000円位迄、自分の欠番を主に… しかし、杉浦先生の付録はお目に掛かる事は滅多に有りませんでした。。が、、そんな中……
✌️遂にある時、池袋のデパート即売会で、杉浦茂 付録を見つけたのでアリマス‼️
杉浦付録のPOPな表紙画には、一瞬で魅せられてしまいます😍 欲しい~😍
……つづく
漫画が好き過ぎて(*´▽`*)ゞ...その157
そんなある日 三軒茶屋の古本屋で、杉浦茂先生の ドロンちび丸 虫プロ版をゲット‼️(カバーナシ100円)
この単行本の存在は、他虫コミ巻末のラインナップ広告で知っていました。貸本屋には無かったので………
(⌒0⌒)/~~ずーっと欲しかったんです。
杉浦先生の漫画は、講談社漫画文庫の復刻版 猿飛佐助 を読んでいましたが、このドロンちび丸 は初めてです。
後程連載時の詳細を知りますが、これは、昭和30年代、幼年ブック連載時のモノを全て先生ご自身が書き直し、リライトした作品でありました。
駒割もしっかり流れていて、古い別冊付録を単行本化した時の、あの滲んだ様な線の感じも無く、絵にも統一感があり、全般スッキリした綺麗な線の印象が、ありました。
そして…漫画の内容は、ひたすら面白いのでアリマス。
お話は、忍術使いの主人公 ちび丸 とその仲間達の冒険と悪漢退治…
まあ 話、内容は例により行き当たりばったり。思いつきで書いた様なストーリーはあって無い様なモノでありますが……
🌟杉浦漫画の魅力は一駒だけ見ても楽しい絵の魅力と、話に縛りが無い、寄り道遊び感覚がイッパイの奔放さ。。
そして、、うずまき仙人 ガッチャン大将 ほしいも小僧 がまぐち坊や …杉浦漫画でお馴染みの、馬鹿馬鹿しくもキュートなネーミング❗等々……
どこから読んでも、何度見ても面白く、全く飽きない不思議な漫画…… 以降 杉浦茂作品に夢中になります。
虫コミ ドロンちび丸 は、当時自分の最高のお気に入り漫画となります❤
同じ時期に虫コミ 猿飛佐助 も古本で手に入れ読みました。こちらもリライトしたバージョンでしたが、コチラに関しては講談社漫画文庫の、おもしろ漫画文庫の復刻版の、絵の方(当時作品の復刻版) に魅力を感じました。。 虫コミ ドロンちび丸と、ほぼ同じ時期のリライトですが、この好みの感覚の違いが、自分でもビミョーな所です。
…つづく
漫画が好き過ぎてΣ(ノд<)… その156
古本催事でやたら見掛ける古い漫画といえば、別冊付録漫画です。当時の古書店、店頭でこれは売り煩い商材なのでしょう。
愛しの❤️わちさんぺい先生の付録は催事の付録コーナーを漁ると、今も昔も必ずと言える位の確率でアリマス。。
催事でも…………売れない様です😥😥
わち別冊付録収集なら、当時の自分も余裕です……しかし、あまりにも良く見掛けるので😚これに関しては、自分で決めた価格内で買う事としていました。
ナガシマくん 火星ちゃん 豆パンチは、中でも数が多いタイトルには、一冊300円迄と、自分縛りを取り決めました。。
そして探求を続けて行くと、わち作品には、これ以外のタイトルも別冊付録が沢山存在するのを知り、その膨大な作品数に驚かされます。
少女漫画~劇画風の戦記漫画迄、月刊誌全盛期は凄い作品数です。手塚 横山先生もそうですが昔の超売れっ子漫画家は、ジャンルを問わず描ける作家が条件でアリマス。
🌟わち先生は売れっ子で、戦後児童漫画ブームの昭和30年代初期頃からのそのニーズにハマり、ノンジャンで書け対応出来る、器用な作家であった事が想像出来ます。
☝️初期の少女モノには、松本かつぢ先生の影響が強く感じられ、可愛く叙情豊かで丁寧….魅力的な画風が印象に残ります。
わち作品の、この辺りを安価でゲットすると、嬉しいのでアリマス‼️
…つづく 1