漫画が好き過ぎて(・´з`・)…その94 🌟SPゲストバージョン 第1回 🌟
漫画が好き過ぎて 今回は....
もうすぐ連載100回目を記念して現役古物業の店主様より好き過ぎずる漫画 をテーマに寄稿頂きました‼️
✴第一回目の今回は、宅買い専門の最前線でご活躍の、匿名書店さん から頂きました❤
🙏🙏ありがとうございます👇
🌟漫画を収集し始める記念すべきコミックスは朝日ソノラマのサンコミックス、猫又になります。
画像はサンコミックの猫又になります。
私が中学3年生の時にオープンした古書店のバックヤード部分に並べられていた本の中に、見慣れないコミックスがありました。
文学の初版本が大多数を占める中、コミックスはやはり異質です。
その部分は、店主が客から要望があれば取り出して見せるようで、気軽に触れることは出来ず全ての本のカバーにグラシン紙が巻かれてあります。
一見して高額な本ということは子供心にも理解できて、お店に通うこと半年。
おそるおそる店主に見せてくださいとお願いしました。
その本の題名は猫又。
著者は水木しげる。
ちようど16時の月曜日から金曜日までゲゲゲの鬼太郎の再放送が流れており、自分にも馴染み深い漫画家です。そんな漫画家の本が、グラシン紙で包まれて、コミックスの装丁も普段自分が見慣れているジャンプコミックスとは大きく異なります。
黒色に二文字の漢字で赤色で表示され、ただならぬ雰囲気に圧倒されました。
ビニールに包まれた、その本に貼られた値札は2500円。
定価は240円とありましたので、約十倍です。
思わず、えっ!と声に出してしまいました。
じつはこの件の古書店には猫又が2冊ならんでいたのです。
もう一冊には値札のラベルと共に改定初版と書かれており、こちらは1500円でした。店主の説明によると、昭和41年(わたしの産まれた年です)の初版本には太郎稲荷という作品が掲載されており、こちらが小説家の星新一から盗作と訴えられて、すぐに絶版となり、貴重品と教えられました。
こうなってしまいますと、この表題の猫又を含む短編集が読みたくて堪りません。
ですが、中学3年生には2500円は大金です。
ほどなくして、この古書店でアルバイトをしはじめる私がいます、、、、、
…以上👏100回記念blogシリーズ この後もランダムで続きます。 お楽しみに。。 ...つづく
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