中野ブロードウェイでショップやろうぜ⁉️ その四
古本市場(交換会)の東読は当時、全古書連の組合より加入ハードルが低く、異業種からの古書店経営への参入組や、ちょっと腰掛け程度にやってみたい。と言った個人の方達の加入が相次ぎ、市場は大変な盛況でありました。
従来の硬い内容の古書店から、文庫 新書 ハーレクイン コミック アダルト ビデオ CD等をを中心とした一般向けの中型~大型規模のエンターテイメントスタイルの古書店は、全国チェーン展開の、BOOK・OFF が全国を席巻する以前の盛況ぶりは、凄いものがありました。
市場の漫画相場の高騰は、もう自分で店で売るより、買い取りに専念して市場で換金した方が話がはやい?と思われた程です。(実際それだけで食べている業者さんも、いましたし。)
うちも月に一回、知り合いの赤帽業者に頼み2t ロングのトラックをチャーターして、市場に漫画をガンガン出品していました。
目録展開は漫画と怪獣を全面に押し出した 漫怪 と名付けた自家目録を数回発行しました。
売れ行きは好調で、商品はその都度ほぼ完売でありました。
芸は身を助ける みたいなモノ❔で家族にブーブー言われながらも持ち続けたモノが、言い値で換金出来たのは嬉しかったです。
京王デパート即売会の方も、年一ペースでしたが私が貯めまくった、店で売りず頼い商材……映画ポスターや資料 古い芸能雑誌 仙花紙等…を会場でぶちまけたら面白い様に売れ捲り、当時の古本業界の好調ぶりが伺えたモノでした。。
☝️今見るとこの値段で売るには、勿体ないネタばかりです。が、金銭的には当時はかなり助かりました……。
……つづく
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