中野ブロードウェイでショップやろうぜ⁉️ その百四十四
インターネットの普及で、高額商品の買取りで売上を期待する事は、今や不可能と思われました。
やはり低い単価で客数を取る、地味な積み重ねしかないでしょう。。
良い場所(家賃高い) 店舗一本の展開である限り、固定経費との戦いでありますから、一発狙いのレア商品の引っ張りで数字を取るのでは無く、安定した客数と買取り対比の売上収支で経営して行かなくては、高い家賃を払ってやる意味は無いと考えていました。
…しかし…これが中々難しいのです。
現状この時の流れは、今までの様に広末涼子やSPEEDの様な、誰もが欲しい人気商材に依存する事無く、ハロプロを中心としたアイドル系 ～B'z GLAY L'Arc～en～Ciel等のビッグバンド系 ～浜崎あゆみ 椎名林檎 宇多田ヒカル等の歌姫系…と、ニーズとジャンルのテリトリーは拡がりを見せ、細分化された分バランス良い商品構成となり、ポスター館立ち上げ以降は、通りすがりの方達にもお立ち寄り頂ける様になりました。
店の方向性はマニアックに走り過ぎず、分かり易く、バラエティーな展開となり、運営的には安定良好でアリました。
今思えば、この時点でインターネットの先行きを見据え、当時まだ珍しかった当店のスタンスを全面に打ち出し、ネット経由の買取り展開で商品収集 販売にもっと力を入れてやるべきだったと思いました。
しかし、毎月それなりの賃料と固定経費を払う店舗運営の状況下、日常に追われ、根本からネット対応するシステムの構築に向き合う迄気が回せ無いので、アリマス。。。
自身も昔から、コンピューターゲームやパソコン等を毛嫌いしていましたから、取っ付き憎さのハードルもありました。
何より今迄、自分なりの店舗展開のスタンスで、仕事(商売)がやれていた事に喜びがありましたから、対面販売以外に目を向ける事に抵抗があったのです…….アイドルJ-POPショップ専門店のスタンスで仕事を続ける事に腹をキメていたら、当然ネット販売の方向へも視野を向けていた事でしょう、が……
自分の場合成り行きでやっていた店なので、アイドルJ-POP好きでやってるのとは、チョイ違うのです。。
…つづく
