中野ブロードウェイでショップやろうぜ⁉️ 年末年始スペシャルblog その2️⃣
おはようございます。。
昨日に引き続き、極私的に好きな映画…第3位より紹介致します。。
3. 処女の生血
処女の生血しか受け入れられない、特異体質のドラキュラ伯爵 が処女の生血を求め旅に出るロードムービー。
主演のウド.キアの、なりきりドラキュラ伯爵が、エキセントリックさを極めてお見事‼️
(前作 悪魔のはらわた では、フランケンシュタイン博士を怪演)
お話は単調で演出も凡調だし、低予算の感は否め無いが、それが逆にダークで退廃的なムードを醸し出し、独特で奇妙な味わいを出す事に成功しています。。
哀れで滑稽でもあり、超ムーディーな…異色ブラックゴシックホラー。
これは珍品でアリマス😱😱
ビットリオデシーカ(自転車泥棒) ロマンポランスキー(戦場のピアニスト) の巨匠監督の2人が役者として出演。日本の宣伝媒体では、アンディウォーホールの関与がやたら強調されていたが、恐らく資金提供程の関与と思われます。
2.デルスウザーラ
中学の時、映画鑑賞授業で何の予備知識も無く観せられた作品。
圧巻の風景描写、やりきれない気持ちになるラストシーン。シンプルでストレートでメッセージ性が強いこの作品に、当時酷く感動しました。
黒澤明の晩年 ソビエトに渡り渾身の力で挑んだこの作品。自分は後に黒澤作品を全て観つくし、この神憑り的な作品を撮るに至った事が、良く理解出来ました。
フィルムの特異性か?独特な質感の色合いの大自然の風景が、素晴らしく美しい。
モスフイルムとの合作故にか?高画質のBlu-rayが未だに発売されません。
そして、これは是非劇場で観て頂きたい作品でアリマス。
1. 白い家の少女
子役時代のジョデイーフォスターの主演のサスペンススリラー。
唯一無二の子役時代の存在感溢れる、ジョデイーフォスターの天才的演技力に先ずは目を見張りますが、当時売りだし中であった マーティンシーン ベテラン女優アレクシススミス他…共演者との演技の一騎討ちも見ものです‼️
そして何よりこの映画の魔法は、空気感迄が伝わるカメラワークと、繊細な色彩計画。
サスペンスミステリーとしての謎解きは大したインパクトでは無いが、本編を包み込む寒々とした風景の空気感が、強く記憶に刷り込まれます。
劇中で共有された空気感は、主人公が殺人を犯してしまった臨場感と、共犯感覚を生み出し、観る者を主人公側の世界へ導きます。
何とも言えない余韻を残すラストシーンも、忘れられません。
監督の ニコラスジェスネル の演出は冴え渡り、これは凄い映画でアリマス。
ショパンピアノ協奏曲と、それをアレンジしたサウンドトラックも耳に残り印象的。
🌠そう!そして、この映画は危険思想がイッパイ💦それは……
ヒキコモリノススメ であります。
この映画を観ると無性に引きこもりたくなりますから要注意です。
🌠当時自分はこの映画が上映された都内の名画座を追っかけて回りました。もう、何十回観たか数え切れません。
レンタルビデオブームで沸いた、90年年代の発掘カルト映画の再評価ムーブメントでも、この作品は話題になりませんでした。…が、近年DVDやBlu-ray再発の切っ掛けに、レビューのネット投稿で、この映画に感化されていたのは私だけでは無い事を知ります。
この映画を包み込む独特な世界観、作品の底にある何かにシンパシーを感じる人が、少なからずいるように思えました。。
※ 反面全然面白く無い人もいるようですが…😁
🌠同様 妙に心に私的に引っ掛かる映画。近年では……ブルージャスミン シンゴジラ サスペリア(リメイク) ノマドランド…等があります。
❤️ 駆け引き無し。面白く大好きな映画…
東宝特撮、ブルース・リーもの、大脱走、ジョーズ、急行列車シリーズ、バットマンシリーズ(ノーラン) 男たちの挽歌シリーズ クレージー等…
コチラのエンターテイメント方面は、別腹で日々楽しませて頂いております。
……つづく
🎶🎶明日は、中野ブロードウェイでショップやろうぜ⁉️ の、レギュラーblog 第百四十九回に戻ります。
❤️ゲストさんのblogは、到着次第スポットで乱入します。
……宜しくお願い致します。