中野ブロードウェイでショップやろうぜ⁉️ その 二百
当時の自分は連日休みなんか無しの、フル勤務。たまに年数回程1泊旅行に行く位。趣味は安くてケチな漫画付録を集める事……(前blog 漫画が好き過ぎて…参照。)
金を使う暇も欲しいモノも全く無いので、貯金は基本の生活費以外、ほぼ手付かずでした。
ブロードウェイに出店してからは有限会社となり、個人と会社のお金はキッパリ分けていたのです。
会社に個人資金を投入する事は、実質上会社側は借金となるのですが、自己資金からであれば、それは気分的に許せるモノでありました。
会計士に相談してみると、特に問題無いとの事。会社からの返済計画も考え設定しました。
兎に角、ここは勝負に出るタイミングに思え、AKIBAカルチャーズZONE出店の店舗面積を、50坪以上でお願いしたのでアリマス。
月の家賃+固定経費は、○○○万円。
これは、かなり計画的に周到にやらねば成り行きで何とかなる数字ではありません💦💦ヤルからには腹を決める覚悟です😣😣
しかし、今回の出店は不安を上回る程、秋葉原に今までに無かった大規模のアイドル関連ショップの展開に可能性を感じていたのでした。
…そして自分的には、空前絶後の大きな案件であるから失敗は許されません。。
先ず、不動産賃貸契約書や館内規約 契約上の解釈迄も慎重に読み込み理解する必要があります。
不動産の仲介と内装工事もこなし、法律にも詳しい専門知識の豊富な Y工務店さんの社長にオーナー側の方、とコチラ側の間に入って頂き、諸々の交渉を共にお願いして話を具体的に進め契約に至りました。。
そして、、具体的な商品構成、内装 人事配置など、、万全な態勢で挑みます‼️
オープンは10月予定。時間は十分にありました。。
そんな中、3月 あの 東日本大震災が起こります。
それは、中野ブロードウェイでの三階2号店の店番最中でした。
今後の店舗拡張に必要と思え、新たにブロードウェイに借りた、四階の広めの倉庫16坪程の棚入れ作業に、職人さん達が入り作業中でアリました。
ブロードウェイの老朽化したビルは大きく揺れ、一瞬ビル倒壊の怖さが頭を過りました。
真っ先に作業現場に向かってみると、棚搬入の職人さん達は丁度お昼休みで現場を離れていましたから大丈夫でしたが、まだアンカーを打つ前の棚は見事に将棋倒しとなり、危険な状況でした😨😰
取り敢えずブロードウェイ他店の状況を視察して、店のスタッフの無事を確認。
余震の中、店を閉め店内で帰宅待機していましたが交通機関の全面ストップで、遠方からのスタッフは帰宅は困難と判明。。
その日はブロードウェイ店内泊で、余震が続く中、仮眠する事となりました。
……つづく
☝️ AKIBAカルチャーズZONE店舗は、50坪程スペースを確保。
三階のフロアーはブロードウェイからの出店テナントの、集合フロアとなりました。