中野ブロードウェイでショップやろうぜ⁉️ その 二百三十六
中野ブロードウェイ店は、S君の運営仕切り全般を任せ、自分はもう運営やレイアウトに関しては何も言わない事とします。
売上数字との対比だけは見ているが、商品の仕入れに関しても、何も言わない事にしていました。
J-POPグッズの販売現場から離れているから、全く状況が分からないので、口も出せないのでアリマス。
それでも日々の売上数字を見るのと、Twitterでの現場の誘導、商品入荷状況に対する、その反応は、常にチェックしています。
S君はJ-POP好きである上に、知識も豊富ですから、店の固定ファンを掴んでいた様で、ある程度売上には安定感が見られました。
J-POPの括りの中で、EXILEを柱として展開するLDH(プロダクション名称) のリユースグッズ展開をしたり、イロイロ新規商材の開発にも意欲的で頑張ってはみますが、トレーディング商材や、ガチャ ネット相場との連動対比……と、情報の洪水で売り買いのバランスが保てず、扱いを断念したりと苦戦が続きます。
ガチャ商材が絡むと、相場の変動が激しくなり、そのスピードに付いて行けず、店頭では温度差が出て、扱い切れなくなるのです。
仕切りを任された手前、基本 真面目で頑張り屋のS君は、かなり奮闘していたのが、コチラからでも分かりました。
しかし、社員やアルバイトとのコミュニケーションは上手く行かず、スタッフとの対人トラブルがアリます。
現場を仕切る立場になると、人を上手く使わなくては、ストレスが溜まる一方です。
スタッフに予め仕事を用意して、自分がやらずとも流れる段取りを構築する事が、本来重要。
何でも自分でヤルとなると仕事は流れず、こんなに自分が苦戦している中、他のスタッフがサボっている…の見方に成りがちとなり、コミュニケーションの障害で、現場は悪い空気に包まれます。。
これは、真面目な人程陥り易い罠です。
本来外から、テコ入れしてベテランスタッフを応援に出し、体制持ち直しへ、仕向ける事をすべきですが……
自分にはこの時点で、もう中野ブロードウェイの復活は考えられないのでした。
正直 自分から積極的に改善へと切り出し、レイアウトや根本からの取扱い商品見直し等をヤル気力がもう、中野ではアリマセン……それは、恐らく無駄でしょう。。
ブロードウェイ三階フロアを改めて見て回ると圧倒的な店舗数で展開の、まんだらけさん。 新興勢力の高級時計店が軒を連ね、最早少数派のジャンルとなった、当店のライトサブカルチャー J-POP路線のアナログさが、激しく浮いて見えるのです。
暫く三階フロアーに佇んでいると、ブロードウェイの来館者数の少なさにも、昔を知るモノとしは唖然(;゚Д゚)とします。……
この状況下で頑張って店を立て直せ‼️なんてムチャは、S君にはもう言えません。。
これも時代の流れと考え、状況を受け入れるしかありません。
………つづく
☝️TRIO 中野店 の近年画像。
モノありきで商品を圧縮展開するやり方は、もう今時と違います。
選択肢が増える程、見るのに疲れ、売れ無くなる傾向がアリマス。売上を支えるコンビニ慣れしている若い世代を取り込むには、これはイケマセン。
しかし、最早絞り込めない程に縮小したジャンルとなったJ-POPでは、この展開にならざるを得ないのかも……。
もしかしたら、この圧縮販売を面白がって頂ける旧世代がターゲットなのかも❔………とも思えました。。
難しいですね……