講談社漫画文庫のシリーズラインナップで一番嬉しかったのは、うしおそうじ先生の おせんち小町 が読める事‼️
漫画史に必ずあんみつ姫と共に、この おせんち小町 は戦後ヒット作品の少女漫画として取りあげられる作品です。
今迄 新書版や復刻選集でも見た事無かったので、講談社漫画文庫が初復刻では無いでしょうか?
うしおそうじ先生は、マグマ大使やスペクトルマン ライオン丸シリーズの特撮TV番組を手掛けるピープロダクションの設立者であるのは、怪獣好き故に存じ上げていました。その方の大ヒット少女漫画となれば、これは気になります。。
☝️画像は後に入手した、おせんち小町 のオリジナル単行本。(中村書店 昭和26年刊)
ストーリーは、計り屋の奉公人シャク助と、お店の一人娘の主人公 おせんち とその家族や従業員を取り巻く人々の日常の失敗談屋やイタズラ話...アレコレ。。
🌟この時代の漫画にドラマチックなストーリー展開を求めるのは、野暮です😒
当時子供の為に描かれた作品ですから、当時の子供目線になって楽しみましょう🙌

落語の語り口を思わせるテンポの良い展開。画は、やや硬い印象を受けるが、やけに丁寧。おっとりした画風が目を引きます❤
この時代の漫画家の画力としてはバツグンでは無いでしょうか?オリジナル単行本はカラーページも入り、とても綺麗です。
漫画に対する作者の激しい情熱が伝わります。
時代劇故の小道具、衣装、建物もキッチリ書きこまれていて思わず見いってしまいます。
律儀で丁寧な仕事ぶりが、今でも伝わります。この本が当時の少年少女達の記憶に残る大切な一冊となったのは、今も想像出来ます😚
これは、作者の漫画愛が詰まった素晴らしい漫画単行本でアリマス。😚
👍講談社漫画文庫で、おせんち小町 が読めた事は自分には大変な収穫でありました🙌‼️
……つづく