「古い漫画を売っている古本屋とかって無いですか?」…
色々な古い漫画作品に感覚され、その絵柄と面白さに探求心が目覚め、自分の手にしたい物欲が止まら無いです。。
「古い漫画を売っている古本屋は無いですか?」日ごろから誰かにそんな事を、それとなく訊ねていた様に思います。
古本屋 …とたずねると大体神田神保町の名前が、ま~ず出て来ますね。父親に話し、そこへ連れて行って…とお願いすると、今神田で古本の市(青空古本市)をやってたから、連れて行く……となり、一緒に行ったのでアリマス。
その場所は記憶では、大きな交差点、大きな空き地。テントがイッパイ。テントの中には古本が沢山陳列されていました。
夕方の会場は、凄い人でアリました‼️古い漫画は無いか?と会場を探して回りましたが、全くと言うほど見当たりませんでした。
仕方がなく唯一あった、漫画雑誌ガロ を買った記憶があります。

当時ガロは、漫画に無縁と思える硬い本中心の古本屋でも、良く見かけました。文芸書や硬い本を読む層にもガロは読まれていて、買取りで混じり入っていたのだと思います。それも時代ですね。ガロはいつも、白土三平先生の表紙画で無い号の新しめのを買ってました。
常に巻頭ページと表紙を飾るカムイ伝には絵柄が馴染めず、途中からでは内容も分からないし字も多く、難しそうで読みずらいから…… 敬遠していたダケの話です…。
それでも、漫画に飢えていたから、兎に角何でも読みたかった‼️
しかし、当時のガロのアングラぶりは凄まじく、ユルユルな分かりやすい漫画ばかりに浸っていた自分には、当然素直に受け入れ難い難解な世界でありました。。 それにまだ、中学生でしたし。。
...つづく
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