漫画が好き過ぎてヽ(; ゚д゚)ノ ビクッ…その154
この頃、店の一画だけお客さんで賑わうビニ本ブームに便乗した、ちり紙交換が直営❔の様な、ユルい古本屋が近所に幾つかオープンします。大概何も目ぼしいモノなんか何も無いんですが、もし何かあったら安く買えると信じ、定期的に通いつめます。
そんな時、デパートの古書催事で一冊の貸本漫画と出会います。
三平お笑い劇場 ②集 (青林堂)
わちさんぺい先生の貸本漫画時代の単行本であります。
わち作品で初めて買えた単行本でありました。
内容は前にこのblogで紹介した漫画 スリーコッペ と、少女雑誌の増刊号に掲載された短編読み切り サヨナラ との混載。
これは自分には嬉しい一冊でアリマス❤️❤️
☝️別冊付録漫画をblow🆙したページが、本編に挟まり突然の大駒のページ展開に何コレ❔となります。雑誌本編と別冊付録の連載時により、その流れとなる事情が当時はハッキリと分からなかったのですが、逆にそれにがPOPアート的面白さに感じられ、グッと来ました😆😆
🌟スリーコッペの連載は少年クラブ。
この単行本は、付録入手以前に初めて読みました。表紙に表記されている おとぼけまんが ……は看板に偽りなし‼️
独特なユル~イ感じが漂う、オトボケぶりは昭和30年代テイストがイッパイ😚😚
夏休みの魚釣り 放課後の掃除当番 おどけてみせるお笑いコーラス…… 記憶の底を呼び覚まされる様な子供の日常………
♨️ぬるま湯みたいな、ビミョ~な味わいの作品でアリマス。。
発行は雑誌ガロの出版社 青林堂。
貸本漫画全盛期、白土三平先生の作品を中心に貸本向け少年漫画の単行本を次々出版💨
サスケ、アンソロジー系単行本 忍法秘話 等の単行本で大ヒットを飛ばしてしていました。
🌠後の収集で気がついたのはこの 三平お笑い劇場 は、わち作品の単行本の中では一番良く見掛けるモノであり、発行部数も相当に出ていたと思われます。
当時の青林堂の貸本漫画出版の営業力が知れるものでした。
これを古書市で300円で見つけた時は、飛び上がる程嬉しかったのですが、今思うと良く見る本でもあるし、わちさんぺいの人気と需要から考えたら当時の値段300円は妥当……。掘り出し物でも何でもアリマしぇん……😅
当時の古本業者からしたら、またこれかぁ、、売れないんだよな~コレ😞……のダメ出し本かも、知れませんねぇ。。
🌟青林堂からは、わち先生の火星ちゃん 単行本全2巻 も出ていました。。(こちらは、少年ブック連載のヒット作でしたから、ある程度のプレミアが付きます)
………つづく