TRIO(アイドルショップ) 経営と、古い漫画本収集のお話。

TRIO(アイドルショップ) 経営と、古い漫画本収集のお話。

漫画が好き過ぎて番外編 ゲストblog キタた~っ!Σ(×_×;)!

おはようございます。

本日は、大阪ミナミ オタロード近くで展開の80年代モノに強い、今注目のサブカル系古本屋 兎月屋さん から現在の店舗に至る迄のお話をblogでご紹介頂きました🎉🎉🎉

有り難うございます‼️


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📷画像は現在の、兎月屋さんの店舗でアリマス‼️ 

期間限定で催す特定漫画家で、店内の売り場を席巻するのフェアも好評です‼️

画像は大友克洋フェア……

人に歴史あり。皆さん様々な経緯で現在に至っております。人生色々 一筋縄では行きません。。

※読み応えがあるお話は二回に渡り続きます。ではでは……👇👇 

 

🌠🌠「ダイナミックな出逢い」その 1️⃣

ある意味、現在の私の人格形成を決定づけたと言っても過言ではない永井豪先生の漫画とのファーストコンタクト、それはあまりにセンセーショナルなものでした。

時は昭和53年小学3年生の頃、世は東宝チャンピオンまつり最終年、キャンディーズが解散、竹の子族誕生、VAN倒産、そして地元PL学園が連日の逆転劇による夏の甲子園初優勝を果たした激動の年。

同年に発売されたポピーの新製品「キングザウルス」にどハマリしていてどこに行くにもお気に入りのメカゴジラを手にクタクタになるまで遊びまくっていたショーボーの日々のある一コマ。
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その日は伸びきった髪をスポーツ刈りにすべく、それまで毎回親に連れ添ってもらっていた散髪屋に初めてツレと一緒に行った時の出来事。待合席の棚に普段あまり見慣れないやや分厚めの古びれた漫画雑誌が数冊。ん?少年ジャンプの月刊って?おもむろに手に取りページをぱらぱらと…ん?げっこう仮面…いやいや「げ」やなく「け」やん!どゆコト?恐る恐る読み進めるとその衝撃的なお仕置きシーンやおっぴろげっぷりに驚愕(詳細は大幅に割愛)。当時弱冠8歳というクソガキの自分には当然刺激が強過ぎるワケで。無粋になりますので多くは語りませんが散髪の順番が来てもすぐに立ち上がれず前屈みのまま席へ向かった記憶が…。

当時デビルマンキューティーハニーの再放送でオープニングを凝視し、すっかり目に焼きついていた「永井豪ダイナミックプロ」というクレジット。この時、けっこう仮面もあの永井豪って人が描いてるんや!と初認識したと同時にダイナミック沼にハマった瞬間でもありました。

古本屋巡りを始めたのはそれこそ小学6年生頃からと記憶しておりますが、その時は漫画ではなく今で言うところのグラビア系やらの芸能雑誌や写真集、時にはエロ本(時効)やなんかの三次元ダイナミック的なジャンルのモノを限られた小遣いでせどる日々。

実際に永井豪先生の作品を中心とした絶版漫画や掲載雑誌を収集し始めたのはそれから約6年後、高校3年生あたりの頃からだったかと。

一部専門店さんは別として絶版漫画のプレミア化が一般的に認知され始めたのは手塚先生逝去時の前後あたりかと記憶しておりますのでちょうどその時期と重なります。

それ以降はジャンルの幅を広げ、所謂サブカル全般をせどりの対象と定め、時間があればバイクや車で全国せどり行脚の旅に出かけるという学生生活が始まるのでした。

その後、90年初頭にはホビージャパン誌の読者交流覧「買います」コーナーに「永井豪ダイナミックプロに関するグッズ求む」的な投稿を毎月のように掲載していただき、本に止まらず玩具類やポスター等のコレクションも順調に増殖。そこから程なくして個人売買専門雑誌「QUANTO」が創刊されることとなります。ここで直接ユーザーと売買取引する悦びを知り、やがてお客さんと向き合って対面販売が出来ればもっと楽しいやろうな…という思いが日増しに強くなり出した頃、渡りに船とばかりに大阪市某所で新規オープンした古本屋の軒先にアルバイト募集の貼り紙を発見。もちろん応募→面接→運良く即採用!となり25歳で晴れて古本屋バイトデビューと相成りました。

ところがこのお店の店主さん、何を思ったのか商品構成から値付け、買取り等ほぼ全ての業務を私に委ねて下さり、なんと入店2週間で約20坪余りの店の切り盛りをド新米の私1人に任せて、当の本人さんはほぼ現場には姿を見せないという何ともリスキーな古本屋が誕生したのでありました。

               ……つづく


❤️兎月屋さん有り難うございました。この続きはまた明日。