自宅がリホーム中で、書庫が完全閉鎖となってます。3ヶ月間 愛しの古本漫画逹と面会出来ません。
😖😖………辛いでアリマス。。
blogの、トップタグ画像に使った、自分お気に入り漫画本の画像がありましたので、ちょっとご紹介したいと思います………
和田義三 楽しや人生
和田義三は、横山隆一主催 漫画集団 のメンバー。時事漫画や児童漫画で戦前から活躍していた漫画家でアリマス。
「楽しや人生」 は、終戦直後の新聞連載漫画と思われる四駒漫画。
この漫画は、特に世相だけを強く意識せずとも自然と描かれた戦後混乱期の日常風俗描写には、場の空気感迄が伝わるのは、漫画ならでわ…の表現力なのかも知れません。

滋賀新聞社 ピコちゃん 松下紀久雄
昭和20年代 長谷川町子 サザエさん の大ヒットで、サザエさんインスパイヤと思われるローカル新聞の連載家庭四コマ漫画は、沢山あったと思われます。
そんな漫画の一つ、滋賀新聞連載漫画「ピコちゃん」は画力、語りのセンスはイマイチですが、素朴なタッチが微笑ましいのです。。

轟先生 戦後版 秋吉馨
戦前版の単行本もある、轟先生シリーズは戦後も新聞、大衆週刊誌へと繋がり、作者 秋吉馨は貸本屋向けの書き下ろし単行本シリーズ迄も多数こなし、定番の人気漫画家となります。。
初期の戦前~終戦直後の轟先生は、四コマ漫画だけでは無く、数ページの短編も含みます。
時局柄、軍国調の頑固一徹猛烈先生ではありますが、その中にチラリと垣間見せるペーソスとユーモアは、おおらかで味わい深く、この時期の秋吉作品の作家としての力量が、特に強く印象に残るモノでアリました。。画も以降の軽い感じとは違い書き込んだ、ややリアルなタッチで実にいいお味なんです。
オドルマンガ チビノロボット
奥付けも作者名も無い… 所謂 赤本と言われる粗雑な作りのオモチャみたいな本。
入手当初は、余りにもPOPな絵柄と、豆本の様な小さな仕様が可愛らしく、古さを感じません。
読んでみると悪漢グループが中国人だったりする事から、発行は日中戦争の頃(昭和10年頃か?)…と推測するのでありました。。
内容は取るに足らないツマランものですが、こう言うビジュアル的な刺激がある古い本との出会いは、いまだ大変嬉しく思え、また古本漫画コレクションの沼にハマっちゃうのでした。。
……つづく