中野書店刊 杉浦茂傑作選集は、前代未聞と言える豪華装丁に痺れました。
このシリーズ(松本零士 楳図かずお 水木しげる 横山光輝)……を全て購入したかったのですが、自分には気軽に買える価格では無かったのでした。。
当時、青林堂の手塚作品初期単行本の完全復刻シリーズ 虫の標本箱 に始まり、国書刊行会や名著刊行会等からも復刻漫画の豪華本がドンドン出版されていた記憶があります。
そんな中、凄く欲しかったけど金銭的に断念した 北冬書房限定版 つげ義春選集 は、直ぐに品切れとなり専門店でプレミアム価格となったので、当時買い逃しを激しく後悔したモノでした。。
中野書店さんの復刻シリーズは、絶対に外せない 水木しげると杉浦茂ダケと絞り込んで何とか資金を工面して入手しました。
🌟🌟杉浦茂 傑作選集を手に取り先ず驚いたのは、こんなPOPな装丁の単行本がホントに当時存在していた‼️って事に尽きます。。
まだ、戦争の傷も癒えない昭和20年代 スラップスティックで、エンターテイメントで、ちょっとバタ臭くカワイイ杉浦漫画は、あの時代にもキラキラ輝き存在していたのです❤️
戦中に子供達を縛りつけていた軍国主義から解き放たれた様に暴れ捲る ピストルボーイ コッペパンタローは、もう誰にも止められないんです💥💥


この魅力的な漫画本は、当時の子供達をどれだけ楽しませた事でありましょうか………杉浦茂先生のエンターテイメントスピリッツには脱帽でアリマス😌😌
…つづく