漫画が好き過ぎて 🐌その190
戦後のドサクサに立ち上げたような、アナーキーな赤本出版社には版権モラルの意識なんか無く、描き版によるコピー本やイロイロな作品を寄せ集めた合本なんか当たり前……やりたい放題……😅😅
途中で漫画のお話が途切れたり、別の作品が突然インサートされたりとか、最早編集する気力も無い様な本だったりもします……
販売も書店ルートでは無く露店だったりだから、もう本の体裁だけ整っていれば何でもアリな様でした。
一時の粗雑な赤本漫画全盛期は、恐らくその場限りで、駄玩具的な扱い。ページの乱丁なんか気にしない。それが当たり前の様に流通していたのであります。
そして 描き版の粗雑さは、この 本 私のウサちゃん を見て頂ければ分かります。
巻頭から数ページは、何かしらの元本や雑誌があって、そこからトレスしてる様ですが中程から突然投げ出した様で、全く絵心が無い他の人に交代した様で、更に画が酷くなります。
そして、最早トレスする事にすらも嫌気が差したのか❔支離滅裂な内容の何だかワケがわからんオリジナルな漫画となります😱😱
一時の赤本漫画は、こんなヤッツケ本でもまかり通る程、子供達は娯楽に飢えていたから需要はあったのでアリマス。時代を感じますね。。
これも時代の資料として見方を変えれば、赤本漫画の収集もアリかも知れません………
……つづく