漫画が好き過ぎて その🐰208
今思えば、あの時見せて頂いた本棚の印象が強烈で、後の自分の収集に少なからず影響を与えたかも❔知れません……。
時代の空気をフリーズした様な、趣を感じる漫画単行本がズラリ✨….と並んだ本棚の光景は忘れられません。
自分もあんな風に拘りの漫画本を部屋に並べたいのでアリマス‼️
しかし、古い漫画単行本を集めるのは、当時は余りにもハードルが高いかったのです。(唯一貸本漫画で収集出来たのはコレクター人気がない、滝田ゆう作品 カックン親父や爆笑ブック。その安さと残存数の高さで集めやすかった。滝田先生のファンである自分はこれだけ収集していました……)
🌟そこで特定の作家に拘る事以外に装丁が面白い 綺麗 タッチが独特 可愛い感じがする……等の単行本を自己基準で集める事としました。
特定作家にだけにハマり、集中して一途に掘り下げると、安いモノから攻めても直ぐ高額品に行き当たり、買えないストレスで収集は萎えます……金勝負となると面白く無いのです😢 (これは付録漫画の収集で経験済。)
何か目先を転換して、金欠なりにもう少し古本と付き合いたかった……。
当時、古書漫画ブームは加熱していましたから、デパートの古書店でも所謂 Bテイスト の無名作家の安い貸本漫画を見掛ける様になって来ていました。
自分基準で買える安い古い単行本なら、ある程度拾え楽しめます ……
見た目の面白さに目を向け独自の収集をしていれば、コレクション範囲も自ずと拡がり、集める楽しみをある程度継続出来ます。
本当は、水木 つげ ……現役作家の初期作品オムニバス本とか…ホントに欲しかったのですが、古書価格の高騰で最早手も足も出ない……
部屋を埋め尽くす、中途半端な絶版新書漫画を親に処分しろ‼️と煩く言われていたけど、部屋で同居していた姉が、看護学生の寮に住み込みとなり、それらの置き場を何とかキープ出来たのはラッキーでありました。
……つづく
好き過ぎる付録漫画セレクション その34.
☝️トキワ荘グループの個性派異端児。近年再評価が高い 森安すなおや先生 は昭和30年代の別冊付録が数冊あります。
赤い自転車 まこちゃんとコロ は、貸本単行本よりの、リライトバージョンと思われます。
独特な画風で、叙情的な少女漫画を描くこの作家……。
自分は特に風景画に味わいを感じます。