続 漫画が好き過ぎて その👸234
貸本組合の取り引きネタは、主に近年の漫画本、柔らかい雑誌(エロ雑誌 アニメ ホビー雑誌等…)文庫 新書小説 特価本(ゾッキ本)……等
店売りが効いていた時代ですから、兎に角店頭で足が速い商材が人気です。
所謂白っぽい本を中心に扱う店舗ばかりでも、買取りで集まった自店に不向きと思われる学術書や人文系の本も、組合員の皆さんは出品されていました。
それらは全連古書組合に所属されている業者さんが、然るべき値段で落札されていました。この組合は入会ハードルが低く、全連組合に所属されている業者さんも市場に参加されていました。古書需要が高まっていた当時、兎に角 商品を集める事が最重要課題だった様で、色々な市場を複数利用して収集していたのでした。
価値アリそうな古書に目を光らせ、ガッツリ落札されて行くのは、やはり経験値の高い古書店さんでありました。
🌠貸本屋さん達は織り目正しいキチンとした方が多かった印象です。
現代漫画図書館館長の 内記稔夫さん。 高円寺の老舗貸本屋 大竹文庫のご主人で貸本文化研究の第一人者であり、多数の著作がある 大竹正春さん も毎回市会に参加され、組合の運営に深く係わっておられました。
市場に来られている貸本屋さんのご主人達は、戦後の貸本ブームから商売を始められている方達が多数在籍しており、ずっと現役でお店を継続されている方々です。
貸本業は今で言う、レンタル業者さんですから几帳面でないと勤まらないのは当然。
在庫や帳簿の管理がある程度行き届いて無いと商売として成立させ継続するのは難しいでしょう。 小商い故に尚更………
……つづく
好き過ぎる付録漫画セレクション その45.
☝️付録漫画 無敵三四郎
……は、当時の人気作家 馬場のぼる風タッチあり………(名作 山から来た河童 インスパイヤ ⁉️)
イガグリくん みたいな展開あり、、、プロレス 力道山 ゴジラと……
あの時代のエッセンスをぶちまけた様な纏まり無い内容、稚拙な画のトホホ😥な作品でアリました ……(;´д`)。

作者が全く無名であるのも、兎に角書き下ろし作品を素早く書きあげられる新人作家を起用した為でありましょう。
時代に乗り遅れたくない焦り💦
この付録漫画は、編集側の別冊付録ブームへのそんな安直な対抗策だったかも❔知れません…… カックン⤵️⤵️