続 漫画が好き過ぎて その🎌288
埼玉古書組は、街の古本屋を営む方だけで無く、代々の古書店二代目~三代目の、古典籍迄扱うご主人 無店舗で古書目録販売や催事に特化して営業されている方、神田の市場含み同業者の市場に出品のみで生計を立てている方……と、その営業形態は様々でした。
埼玉組合は全古書連の規定で、他業種と副業の加入は成らず、本業の方のみでした。
反面、貸本市場(東読)は、組合加入の規定は緩かったので副業の加入も許されており、明らかに趣味半分と言った組合加入者もいました。
それもあり、場は何となく和気あいあいな雰囲気がありましたが、埼玉市場では、ちょっと違う真剣さがありました。
当時 事業部長であった Iさんが、「市場は戦場だ❗」のスローガンを揚げ、市場運営を仕切っていたのを思い出します。。
インターネット通販の普及など無かった当時は、何と言っても店売りが主力でありました。
乱立した新古書店は、従来の古書店のイメージを変え一般大衆のニーズに寄せた品揃えでしたから、その状況下で商品の個性化となれば、絶版漫画や懐かし芸能雑誌、風俗雑誌、写真集、映画音楽書籍、鉄道関連等……の分かりやすいサブカルチャージャンルへと商材へ目が向くのは必然でありました。
埼玉組合では、以前はサブカルチャージャンルは、K文庫さんの独壇場でありましたが、自分他……貸本組合からの新規加入者数名の小規模古本屋を営むメンバーは、その辺りのジャンルを特化して、小規模ながらも生き残るすべを模索するタイプでしたから、サブカルジャンルでも埼玉組合では……
火花を散らすバチバチ💥💥の戦いと成るのでありました………😅😅😅
…つづく
☝️少年ブック昭和37年
探偵 冒険 お正月増刊号。
トレンドは、ウエスタン 探偵 ミリタリー アドベンチャー
🌟 子供達の探偵ブームは、海外TV連続ドラマ FBI …….等の影響があった様です。