続 漫画が好き過ぎて その🇦🇬293
暫く好景気に沸いた古本屋(新古書店)でしたが、……徐々にその売上は陰りを見せて来ます。
メガチェーン店の、BOOK・OFFの快進撃に加え、異業種からの参入と思われる大規模展開の古本屋が埼玉県にもドカドカ出店攻勢をかけ、進出して来ます。
一般客層相手の、新古本(新しめのセコハン本中心)とした、新古書店スタイルが売りの、コンセプトが被る既存店は、規模でヤラれるのは必然。
品数と店内の綺麗さに、古本屋では一番掟破りな立ち読み自由を掲げ、分かりやすくシステム化した一般客層のニーズに応えるスタイルは、かなり考え抜かれています。
どう見ても小規模個人経営者が太刀打ち出来るとは思えません。。
大型店舗を経営する組合員の話によると、買取りの減少からジワジワと影響があり、来店客は減り~新しい本しか動かない様になって、売上が下降して行くそうです。
漫画古本の販売は、漫画喫茶の店舗乱立と大型化で過去の漫画ストックは、そこでほぼ読まれてしまうし、漫画本を買って読む習慣は、どんどん無くなって行く様で、単価が取れるセット漫画は動かなくなって来ます。。。
それは、市場の取引出来高を見ても一般書本の相場が激しく値崩れして行くのでも分かります。
これは厳しい………‼️
自店があった大宮は、地価が高いから❔大型化の古書店はそれ程早い時期での出店はありませんでしたが、郊外型の大型新古書店は、モロにヤラれる事となります。
組合員の方々は、アダルトセルビデオやBOOK・OFFがやらないプレミア古書コーナー等の展開で、ファミリー向け大型チェーン店との差別化を計りますが………
それは一時の気休め程度にしかならず、閉店を余儀なくされて行くのでした。。。
………つづく
☝️日の丸 昭和34年 新年増刊号
何故か⁉️この増刊号は、A5判の小型サイズ。厚冊……
この時代、A5判の少年漫画雑誌は珍しい‼️
当時の日の丸も通刊号はB5サイズ。。
何故増刊号だけ、サイズを小さく変更したのかその意図は不明。。。
実験的な編集展開を試みる場であった増刊号で、やってみて結果を知りたかったと思われるのですが………⁉️