TRIO(アイドルショップ) 経営と、古い漫画本収集のお話。

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漫画が好き過ぎて\(^)/…その121

二見サラ文庫私的衝撃作品紹介その④ つげ義春 懐かしいひと

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この文庫に収録された短編は、インパクトを受けた作品ばかりです。

この時期のつげ作品が、自分には一番刺さる処でアリマス‼️


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☝️夢の断片を、いきなり突き付けられたような画が印象的な短編 夢の散歩…。

つげ夫妻を思わせる、一見すると身辺雑記風のエッセイスタイルだが強い印象を残す…… 事件   懐かしいひと…。

👇そして自分の最もお気に入り作品… 退屈な部屋

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妻に内緒で部屋を借りている で始まる物語。自宅近く、昔の女郎屋に偽名を使い部屋を借りて何をするでも無く… ひねもす主人公。


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究極の退屈表現 & おならぷー そして近所のラジオから聞こえるラジオ体操…夏の日射し ひまわり …この空気感とリアリティー


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奥さんにバレちゃって退屈な部屋は、ちょっと違う方向へ…

(絵手紙のインサートカットが印象的)
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お母さん迄来てしまい。これは愈々違う方向へ…… (お母さんのセリフがリアル)
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やれやれ( ´-ω-)y‐┛~と~  ……それだけのお話。

🌟二見文庫 懐かしい人 のエッセイ風短編漫画は今までの、つげ作品とは異なる全体を包む脱力感?と日常に潜む不安、現実逃避願望、蒸発願望を軽いタッチで綴る然り気無い物語展開の異色作。シュールな話しの展開にはならずリアルを匂わせ、抜群な構成力で読ませます。

全く気をてらう展開も無い、独自なユーモアも見せるエンターテイメント作品ですが、何気に刺さって来るのは以前のつげ作品には無い、日常の浸透感と言うべきか?…この時期の一連の作品は、奇妙に引っ掛かる何かを感じるんです、、、

これが言葉で上手く表現出来ないんですよぉ……      ああ~ッ つづく