TRIO(アイドルショップ) 経営と、古い漫画本収集のお話。

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続 漫画が好き過ぎて その 🚗244

彷書月刊は、読者ターゲットの年齢層が高い雑誌です。

その読者に対し、趣味性の強い本や紙物を扱う古物業者や個人の方が毎月巻末に古書目録を掲載。自分向きなソソる本もあって定期購読で毎月目録を見るのが楽しみでありました。

☆当時から漫画の復刻出版を手掛けていた、アップルボックスクリエイト(ABC)の、高橋誓さんと、その復刻をサポートする仲間達と知り合い、古本漫画の現在の取引情報を教わったり、古書漫画に関する情報交換をします。

店を一人でやると当然時間に束縛され、殆んど自由がありません。学生さんのバイトをスポットでお願いしたり、母親に店番して貰ったりして、何とか市場へ行く時間等を作りましたが、元旦も店は開ける 年中無休営業 と決めた自分縛りは中々厳しいモノがありました。。

そんな中、同じ趣味の方と知り合えたのは、大変励みとなりました。

このグループの皆さんが趣向する漫画ジャンルは一様に渋く、昭和20~40年代辺りの漫画中心の、純粋に趣味で収集な方達でしたから、私とは話が合います。

中でも、藤子 寺田 前谷を中心に公務員をしながら収集活動する、少し年下のM君は、凄い行動力でイロイロな情報を提供してくれました。 

静楽洞さんの自家目録の存在は、彼から聞いて知ったと思います。

当時、自分の知る限りの漫画が載る自家目録では、福岡 痛快洞さん 岐阜 静楽堂さん このお二人が定期発行されていた目録が大変素晴らしく、発行される度に何かしら注文したくなるモノがありました。

古い漫画本は店舗販売から、催事や自家目録での通信販売が定着する様になります。

各店目録発行予告を、彷書月刊等の古本関連情報誌の巻末に自店の古書目録と、広告を併載して告知。自家目録送付の希望者を募るやり方となります……。

そして深く潜伏する、店舗には中々姿を現さない、渋い方面の漫画マニアのニーズを掘り起こして行くのでアリマス。。

              ………つづく


好き過ぎる付録漫画セレクションレクション その 51.


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昔の漫画家は ジャンルに拘らず描ける作家 が売れっ子の定義みたいなモノでありました。

☝️益子かつみ先生にも、少女漫画作品が多数あります。

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表紙のカラー画の色使いが独特で、綺麗です。
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