続 漫画が好き過ぎて その 🚙245

痛快洞さんの自家目録　煌(きらぼし)通信　は、毎回御主人セレクトの筋がある巻頭写真の本にインパクトがあり、目を引いたものです。

毎回見返しに綴られる口上も味わい深いのでした。

巻頭の写真版で掲載される古書漫画は、殆んど戦前～昭和30年代のモノ。

これは自分には、思い切り向きな所です。

毎回ご主人の趣味趣向が確り反映されているセレクトに、感心させられます。定期で長期に渡り発行されていたのですから、その収集力は凄いです‼️

……これは中々出来る事では有りません。

🌟単なる古書目録では無く、ある意味ご主人の自己表現の場……    これは　作品　でアリマス🎉🎉

当時の絶版新書版漫画ブームには乗らず、古書展自家目録等のには鋭い目を向け、静かに潜伏する、昔からの古書漫画マニア達は一様に痛快洞さんの自家目録に、熱い目線を注いでいたのでした。。

たまたま手元にある1995年発行のこの目録を見ると、古書漫画のトレンドが手塚治虫であるのが分かります。

痛快洞さんの価格帯は全般、比較的リーズナブル。欲しい人なら買える価格帯のラインナップ。(意識していた事と思います)　　

現在のネット相場対比で、この掲載時の手塚本はチト高く感じますが、一時　市場での手塚本狂乱価格は凄かったですから、当時のお客さん需要にお応えするにはこの価格帯でありましょう。

古本漫画を扱う上で、目録に華がある商品を並べたい。無いのは寂しいモノ、漫画古書相場は、結構トレンドに左右されるモノなんです。

お客さんのニーズに対応するには、仕入れには、無理されていた事と思います………

後に振り返って、この目録を見返すと、どちらかと言えば当時のトレンドの漫画以外の方に　ドキッ✴️とする商品が沢山掲載されています。

なぜ当時　何とかして入手しなかったんだ……と、後悔しきりの本は華がある本の方で無く、それ以外のご主人の愛着が強そうな昭和20年代の子供漫画単行本の方に面白いモノがあったりします。。

☝️そして、今では原点を掘り下げる上でも、超お宝本😱のこれもこんな価格で出ていました。。

　　　　　　　　　　　　　　　………つづく