続 漫画が好き過ぎて その 💺256
旅行でご一緒した古本漫画マニアさんの職業は様々……公務員 歯医者さん 古本屋として既に開業されている方もいました。
インターネットが世間に広まる以前の古本漫画の入手は古本屋の店頭背取り 古書目録 マニアとの交換……プロであれば、古書組合の市場等…… の仕入れに限られて来ます。
マニアどうしの横の繋がりは、情報交換の場としても、中々刺激的でありました。
それにしても皆さん、古書漫画事情を良く知ってます……感心させられます。
日々店番に囚われている自分は、情報弱者で完全に出遅れている感じです……
どこの店で珍しい本が出た、何処どこの某マニアは何々を持っている、今何々の新書版が高くなっている……と、凄い情報網です。
しかし、日々店番をして絶版漫画を扱っていると来店のお客さんからは、以前みたいな熱量が感じられません。
常に現場にいる自分にはマニアさん達の話には、ちょっと状況的に違和感を感じ出します。
その後の懐漫ブームと言えるムーブメントは、出版社を動かし、マニアのツボをリサーチした様な的確なターゲットで編集、連載を漏れなく網羅した 完全復刻版の充実も凄く、先ずは読みたいだけの懐漫マニアの要求は満たされた感じを受けました。
復刻になった旧版の新書版から値崩れは始まり、お客さんは 安ければ買う のスタンスとなり絶版新書版漫画は、徐々に買い手市場となって行くのでした。
静楽さんを囲むグループの一部メンバーは、後に店舗展開や、自家目録販売で生計を立てるプロに成りますが、長く定着して継続されている方は極一部です。
………そして時代と共に状況は、徐々に変わって行ったのでアリマス。
……つづく
好き過ぎる付録漫画セレクション その59.
月刊誌 ぼくら テレビコックス
混載作品の別冊付録 当時のTVっ子にはタマラナイ懐かしさです。
巻末には、TV番組の取材記事や画報もあったりして、当時のTVっ子には楽しいね😆懐かしいね😆オモチロイネ😆