中野ブロードウェイでショップやろうぜ⁉️ 年末年始スペシャルblog その3️⃣
本日はゲストさんのblog登場でアリマス。
拘りの本をラインナップしてコメント頂きました。
杉浦真奈さん は、愛知県を中心にアートイベントや古書催事、オンラインショップでご活躍の古本業者さんです。
🌠店舗開業を目指し、日々頑張っておられます。ネット販売全盛の中、店舗運営には高いハードルがありますが、本や商品の拘り無くては、良い仕事は出来ません。先ずは自分がやりたい事に真っ直ぐ向かい合う事が一番大切な事と思います。 お互い頑張りましょう‼️
………では、お願いします😆😆
はじめまして!
愛知県西尾市のオンライン古書店「古本とがらくた paquet.」の杉浦真奈です。
宅買三羽鴉さんのblog、いつも楽しく拝見しております。
(今回は年末年始のスペシャルバージョンblogということで、ゲストに呼んでいただけて光栄です!)
「現役古本屋・古物商の皆さんに拘りの本、漫画、映画等をランキング形式でご紹介」してもらう企画、ということで、古本屋になって日が浅いながらも今年出会ったおもしろい本(主に個人的に購入して読んだ本)を並べてみようかと思います。
気になった方は是非全国の本屋さん・古本屋さんで探してみてください!
それでは参ります。
10.ベルリンうわの空(香山哲/イースト・プレス)
9.スノードーム(安西水丸,・百瀬博教/日本スノードーム協会)
8. ブックオフ大学ぶらぶら学部(島田潤一郎ほか/岬書店)
7.映画みたいなことしない?(エヒラナナエほか/雷鳥社)
6.ゴーストワールド(ダニエル・クロウズ/PRESSPOPGALLERY)
5.ここでのこと(谷川電話ほか/ELVIS PRESS
4.フェミニズムはみんなのもの 情熱の政治学(ベル・フックス/エトセトラブックス)
3.ぼくはホワイトでイエローでちょっとブルー2(ブレイディみかこ/新潮社)
2.どうして、わたしはわたしなの?トミ・ウンゲラーのすてきな人生哲学(トミ・ウンゲラー/現代書館)
1.メッセージ トーベ・ヤンソン自選短編集(トーベ・ヤンソン/フィルムアート社)
🌟せっかくなので簡単に解説させていただきますね〜。
10.ベルリンうわの空
いきなり漫画ですが、今年読んだ漫画のなかでいちばんよかった作品です。
ベルリンに移住した著者の「あんまり何もしない生活まんが」とのことですが、差別をはじめとする社会問題にも触れられていて、諸問題に対する意識がゆるやかに変えられました。
9.スノードーム
絶版で少しプレミアがついていますがどうしても欲しくて古本で購入。ひたすらスノードームの本。
8. ブックオフ大学ぶらぶら学部
諸先輩方によく聞くブックオフの百均に良い本がいっぱいあった時代(笑)の話とか載ってました。寄稿者には古本好きの方が多く、さまざまな角度からの古本考が面白かった。
7.映画みたいなことしない?(エヒラナナエほか/雷鳥社)
新鋭イラストレーター四人による、映画の印象的なワンシーンをまとめた本。
観たことのある映画(特に恋愛・青春映画)がたくさん載っていたこともあり、ロマンティックな気分を思い出して照れながら読みました。
6.ゴーストワールド(ダニエル・クロウズ/PRESSPOPGALLERY)
映画といえば!若い頃から大好きな作品だけれど原作を初めて読んだ。映画とはけっこう違います。絵本みたいな大きい版型で、なんだか愛おしい本。
5.ここでのこと(谷川電話ほか/ELVIS PRESS)
愛知県にゆかりある歌人によるアンソロジー。わたしも愛知県育ちなので、詠まれてる短歌が「あるある」で良かったです。
4.フェミニズムはみんなのもの情熱の政治学(ベル・フックス/エトセトラブックス)
今年10月に名古屋西山商店街にオープンされた多様性を伝える本屋「Reading Mug」さんで購入。今年一熱心に読んだ本です。
3.ぼくはホワイトでイエローでちょっとブルー2(ブレイディみかこ/新潮社)
2019年発売時にすぐ読んだ「一生モノの課題図書」の完結編。イギリスで暮らす著者親子の身近にある社会問題について書かれてあります。ベストセラーなのでわたしが勧めるまでもないけれど、広く読まれてほしい本です。ライトに読めるので入門書として是非。
2.どうして、わたしはわたしなの?トミ・ウンゲラーのすてきな人生哲学(トミ・ウンゲラー/現代書館)
「すてきな三にんぐみ」で知られる絵本作家トミ・ウンゲラーがフランスの哲学雑誌で行った、子どもたちからの質問に答える連載をまとめた本が邦訳!ということですぐ買いました。ウンゲラーといえば絵本作家として名前が売れる一方でエロティックでアングラなドローイングをたくさん描いたことでも有名な画家。どんなことを言うのか興味があったのですが、本当にすてきな本でした。
1.メッセージ トーベ・ヤンソン自選短編集(トーベ・ヤンソン/フィルムアート)
迷ったけれど、今年のベストはこれにしました。3月に発売された「ムーミン」の作者、トーベ・ヤンソンの遺作となった最後の自選集。
(今年は映画「TOVE」もようやく日本で封切りとなり、ヤンソン関係のトピックが多い嬉しい年でした〜)
邦訳されていなかった小説がどれも良かったです。
並べてみると、なんだか真面目なラインナップになりました(笑)
古本屋になったら新刊の本って読まなくなるんじゃないかな〜と思っていたけれど、一年経って、意外に読んでいますね。
三羽鴉さんのブログの読者さんの趣向とは合っていないかもしれませんが、絵本や洋書アートブックを扱うわたしの趣味の本を好きに紹介させていただきました。
新鮮に思っていただけると嬉しいです!
今回はゲストとして書かせていただきありがとうございました!
ほか同業の方のスペシャルblogも楽しみにしています。
🌠🌠 まなさん ありがとう~ございました‼️
明日は、通常blog 中野ブロードウェイでショップやろうぜ⁉️ …に戻ります。
年始年始スペシャルblog また、同業者様から頂きましたら、随時🆙して参ります。
……つづく