TRIO(アイドルショップ) 経営と、古い漫画本収集のお話。

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漫画が好き過ぎて 🐬その181

高円寺 竹岡書店さんに何度も通い、わちさんぺい 滝田ゆう 等……の安い古い所を中心に買っていました。

この二人の作家は貸本漫画時代から活躍の作家で、キャリアは古く別冊付録や単行本、アンソロジー系貸本漫画集等が沢山あります。

昭和30年代の月刊誌、貸本漫画時代、当時の売れっ子作家故に市場での現存率が高く、漫画専門店なら業者市場での抱き合わせで買う時には、必ず❔入って来てしまう作家であり専門店でも売りづらく、持て余すのでアリマス。

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🌟地味なお笑い家庭漫画故に、昔からコアなマニアが少なく、古書評価価格帯はやったら低いと来てますから、自分も気軽に買えたのでありました。

古書店でそれらが沢山の量出れば、未入手の号にも当たるし、安いから美本の買い換えも気軽に出来ます………😉

しかし、漫画専門店や古書展の目録でイロイロな本の存在を知る様になると、入手したい本が他にもゾロゾロ出て来ます。……学生の身分なので💴無いッス………。

本来コレクションは買えないと先に行けないジレンマで飽きて、やめてしまうモノ。

それでも自分は、お二人の先生方の心底ファンであり、収集を極めたく思っていたので、ストレス無く身の丈で古本漫画と長く付き合えた事が大きかったです。

ある日、竹岡書店さんから市場で付録漫画の纏まった出品があり落札した…との電話を頂き、店へ駆けつけ、その付録漫画を市場縛り状態のままで見せて頂きました。

付録漫画の状態は綺麗に統一され、年代順に流れていて(重要)人気作家ズラリ✨のウブ口であるのが、自分にも一目で分かりました。

それには、市場での落札札が付いていて一番高い金額に丸印が付き、それが想像以上に高く、業者間の取引もかなり仕入れ価格が高い事に驚きました👀‼️

              ……つづく


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☝️滝田ゆう を柱に展開されていた貸本漫画 爆笑ブックシリーズ に、わちさんぺいが新連載の表記……😲

しかし、それは過去の漫画雑誌からの読み切り作品を転載したモノでありました。。

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新爆笑ブック発刊当時、わち先生は既にメジャー漫画雑誌で沢山の連載を抱える大人気作家でした。

これは貸本時代、安直な契約での掲載と思えます。(貸本漫画のアンソロジー集でのメジャー作家の登場は、殆んどが他雑誌からの再録でアリマス……)