漫画が好き過ぎて 🐡その184
えすとりあ… どんと書房 のお話を再度。
……もう四十年位昔です。
記憶からほぼ消えかかっていましたが、ある日 同業者の古本情報通の方から、どんと書房を特集した同人冊子がある。と聞き、早速ネットで調べ、その同人冊子をオーダーしました。
文芸誌 言葉の繭 2号
それは、桜美林大学の学生サークル 桜美林文学会の編集発行による同人誌でありました。。
ご送付頂き感謝申し上げます。
特集 『どんと書房とえすとりあ 』は、大変読み応えあり新発見もアリで色々と驚かされました。
先ず、どんと書房さん立ち上げ人の、橋本巌さんがあの、どてらねこ の漫画家さんであったのには驚きました。
これは知らなかった‼️
そして、橋本さんのユーモア溢れる文章 どんと書房繁栄記 には笑いました😆😆
自分もこの時期の数年後、80年代に大宮に小さい古本屋を開業しまして、この文章には、あの頃の時代の空気感が伝わって来るのでありました。
時代はバブル期でもあり、出版業界も好景気‼️映画漫画アニメ音楽芸能…所謂サブカルチャー関連のジャンルが大いに盛り上がりを見せ、街の古本屋も少しダケこの好景気の、おこぼれ程度を頂ける事となります。
どんと書房その後の、もう一人のご主人 坂育夫さんの文章 どんと書房消滅記 えすとりあの頃 ……は、えすとりあ発刊に至るエピソードは大変興味深く……藤澤太郎丸さんの 漫画研究誌えすとりあ概観 は、記録としての資料性が高いのであります。
まさか、この年代 (2019 発行) に、なってあの当時の事を特集で読めるなんて、これは自分が古本漫画を探し回っていた時代と古本屋開店時代と重なり、大変懐かしく思い出されたのでした。。
……つづく