続 漫画が好き過ぎて その🙀221

デパート古書店催事の、朝一来店メンバーマニアは、ほぼ決まった方達。

漫画古書マニアで噂の名高い方ばかり。開店30分前位からエレベーター前に並び、古書店催事会場へ流れ込むのですが、一部ベテランマニアの方は、毎回自分らが会場にたどり着く頃には既に会場入りして、何冊か良さげな本を抱え持っている凄い早業😲😲

……これは不思議でありました。

余りにも速く会場に入るので、「○○さんは、前日から会場に忍び込んで、ワゴンの下に隠れて一晩明かしているのでは無いか⁉️」と、噂されていた程……

どーやら探している向きの本が出そうな古本屋さんを事前に調べ、会場全体のレイアウト図面をチェック、その書店の場所を把握して到着してら即その店のワゴンへ飛び込むやり方…… 又は正面エレベーターを使わず、より会場に近い裏側のエレベーターを事前に調べ、そちらから会場入りしたり、場所によってエスカレーターを駆け上がる方が速いとか………

百戦錬磨で、デパート古書店催事の場数を踏んでいる方達だけあって、事前の対応策を万全に考えていたのでアリマス。スゲー💦💦

当時マダマダ古い漫画本や、所謂サブカルチャー物に、何があるのか謎の部分も多く、その全貌の情報も整理されていませんから、今以上にあのジャンルのマニアの探求心は凄かった‼️

デパートの様な大型規模書催事で雑多なモノが沢山出る催事は、宝探しみたいなスリルがありました。。

古本漫画マニアの先輩の方達からもイロイロ御教示頂け、大変勉強にもなったし、漫画コレクションの深見を知るのでありました。。。

　　　　　　　　　　　　　　　……つづく

 

好き過ぎる付録漫画セレクション　その41.

☝️戦前から連載、のらくろ　のホーム雑誌　少年倶楽部　(戦後は少年クラブと改名)　の別冊付録本。

「わがはいはのらくろである」…….は、田河水泡先生　昭和25年、のらくろシリーズ連載復活付録でアリマス。　

のらくろ　生い立ち編　といったストーリー展開、戦中の敵軍相手に大活躍の出世談と違い、なんとなく寂しさが漂います……

戦前の国民的大ヒット漫画　のらくろ　の復活コールは、当時読者だった子供達から沢山あった事でしょう……
戦前版の元気な、のらくろと大きく違う、この寂しさ漂う戦後版　のらくろ　を読んだ当時の読者は、どんな受け止め方をしたのでありましょうか………