TRIO(アイドルショップ) 経営と、古い漫画本収集のお話。

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続 漫画が好き過ぎて その👻222

当時今の様に、各ジャンルの細部に渡るサブカル方面の出版物情報はマダマダ少なく、評価価格が未知なモノもあったし、転売行為も今の様な、販売ハードルが軽いツールも無く、即売会参戦のマニア達は自分のコレクションジャンルと純粋に向き合い、ひたすら収集を極めていた様に思えます。

🌟1960年代の少女漫画雑誌全般を集めていた方。昭和20年代絵物語の単行本、付録を集めていた方。特定タイトルのアンソロジー系貸本漫画の欠番を集めていた方。ひばり書房の新書版怪奇漫画を集めていた方。(この方のコレクションは後の怪奇古本漫画ブームで、大高騰した事でしょう) ……等

…….集める方向性がハッキリしている人達には、コレクターどうし横の繋がりで、探求本の交換もありました。

今より遥かに本の流通物量は少なく、当時は金だけで引っ張れるモノでもなく、稀少価値が高いものは、対マニアとの交換となるのが、定番です。

自分が欲しいモノを手に入れる手段として交換は有効でありますが、そうなると先方が欲しがる様なタマ(交換ネタ)が必要となるのでアリマス。

当時、特に人気の作家は、手塚 藤子 水木  横山光輝 等…… 作家としての長いキャリアがある現役の作家。

幅広い年齢層のコレクターが、多く存在していたし、評価価格帯に安定感がある作家のモノが交換ネタとしては有効で、好まれていましたから、それらのモノは自分の趣味範囲外で、もマニアなら安ければ買‼️ となるのです。

益々一部漫画家の、古書の評価価格帯が需要に伴い、一点集中で上昇する事と、なるのでアリマス。。

                                                            ……つづく

 

好き過ぎる付録漫画セレクション その42.


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☝️動物が主人公の昭和20年代の付録漫画を探してみましたが、確かに犬は見当たらなかったですねぇ~。

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