続 漫画が好き過ぎて その🌂 273
月刊少年漫画雑誌の素晴らしさに目覚めてしまい、兎に角、出来るだけイッパイ手にしたい物欲が止まらないのでありました。。
そして……自分なりの収集テーマと購入の縛りを決めます。
☆ 昭和35年前後の少年月刊誌、全てのタイトルが収集対応。
★ 真っ先に集めたいのは増刊号。(年間で揃えた場合、発行部数が少ない増刊号が最終的に苦戦しそう…だから)
☆ 本誌の綴じ込み付録や、ピンナップ付きには極力拘りたい。(特にお気に入りタイトル、年代の本誌には完本収集に拘りたい)
しかし……何れにせよ、収集には金が掛かるのです。。
店舗運営は当時まだ好調でありましたが、好調故に、販売商品が追い付かないのでありました。
当時は今では考えられない位、近年刊行漫画本(コミック)の古本が、ホントに良く動きましたから……
古本屋の市場で仕入れればいいのでは❔ …と思われるでしょうが、当時の市場の売れ線コミックの相場は凄まじく、落札が自店の売値以上になるのは当たり前😱小さい店舗では手出しが出来ない状況でありました。
漫画喫茶 ネット通販が定着し、BOOK・OFFが全国展開する以前の漫画ブーム下での古本漫画需要は、あの頃ピークでしょう。。
コミックでは完結のセット漫画、A5 B6のエロマンガ、暫くすると、ファイブスター物語 アップルシード等のややマニアック寄りなコミックも動き出したし、ぱふ、ふゅーじょんぷろだくと 等….の漫画評論誌で話題の作品や、作家特集となれば、少女漫画に突発的な需要があった。
ちょっとした少女漫画ブームも、ありました。
極小規模な当店ではありましたが、地元ではマニアックに特化した新刊漫画専門店が無かったし、コミックを網羅した大型古書店も無かった時代でしたから極小規模ながらも、ややマニアックな古本漫画に絞り込み、何とか営業は継続出来たのでアリマシタ。。
しかし、それも続けて行くと、お客さんの要望は更に高くなる一方……新しく旬な、先端なモノと……それは小規模古本屋では簡単には対応出来ない‼️店頭の売上を立てるハードルは、ドンドン高くなる一方でした。。
一般向けの漫画のお客さんは離れ、仕入れの状況に売上が大きく左右され、安定感に欠けるやりズライ方向となるのでした…………😵😵
……つづく
思えば、一生懸命やれて来たのは 漫画コレクションありき だったからかも❔知れません。
兎に角、手に入れたいなら 一生懸命働いて売上を上げる 単純です……それダケでした。。