TRIO(アイドルショップ) 経営と、古い漫画本収集のお話。

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漫画が好き過ぎてΣ(ノд<)…その91

そして…わちさんぺいの話 その①

🌟三軒茶屋 貸本屋アテネ書房で、わちさんぺい作品発見‼️

あの図書館で見た、なぜなぜ理科学習漫画 鳥の博物館 の、わちさんぺい先生の漫画単行本でありました。。
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ナガシマくん

火星ちゃん

各 虫コックスの新書単行本。

ナガシマくんを先に発見し、暫く後に棚の下の方から、火星ちゃんを発掘したのでアリマス。

先ずは…ナガシマくん を借りました。 

絵にシビレました。丸くて優しい絵柄は完全に自分好みです😘 

わちさんぺい先生の漫画は、私が読んだ当時でも既に古い時代遅れの絵柄であました。

漫画のジャンルとしてはスポーツ漫画と言うより、生活家庭漫画でしょうか。。
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内容はメリハリの効いた落ちもドタバタも無く、ひたすら生活感漂う他愛ない日常のお話に終始した、何ともユルい漫画であります。

同時期、昭和30年代のお笑い漫画(ギャグマンガ) 虫コミで読んだムロタニツネ象先生の、わんぱくター坊 山根赤鬼先生の、よたろうくん の様なドタバタしたスラップスティックや、落語的な台詞のやり取りで笑わせるスタイルとは、明らかに方向性が違います。
 

漫画ナガシマくんの見所はどこ?と言われたら、ちょっと難しく戸惑ってしまいます。

…が、月刊漫画誌 少年 に長期間連載されていた実績は、当時の人気を物語るモノであるし、ひたすら平凡な日常を繰り返すどこにでもいる等身大の主人公ナガシマくんに、読者は親近感を感じたのか?同世代には、大いにウケたのは事実であります。。

👇貸本単行本 ブンブン一家 の巻頭ページの作者口上。

これが一番 わちさんぺい作品の本質を表している気がします。
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         .....つづく