TRIO(アイドルショップ) 経営と、古い漫画本収集のお話。

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漫画が好き過ぎて(*´▽`*)ゞ…その97

されど わちさんぺいの話…その④ 

※レギュラーblogに戻ります。

また退屈なお話となりますへぇ~い……


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🌟アテネ書房で見つけた、わちさんぺい のもう一冊の虫コミの単行本……   火星ちゃん。

これは今読むと、掴み処に困るナガシマくんを更にユルくしたみたいな変な漫画。

しかし、これ‼️自分には問題作でありました( ´△`)

描かれた順番としてはこちらが後発。連載は少年ブック。

昭和30年代の皇室ブームを意識した設定、富豪の一人息子 火星ちゃんが巻き起こす学園モノ…と簡単に言えばそうだが、、 チと違うのよ。。


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連載開始は昭和35年辺りだから、わち先生一番多忙時期。そして絵柄は更にオリジナリティが強くなり、妙な味わいを出だす頃。

多忙期の漫画家って絵に脂が乗ると言うか、独自な絵を描く様になるんです。自分流の絵になる……

それは作家にもよると思いますし、アシスタントとの分業、相性にもよるとは思います。


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後に集めた連載当時の、火星ちゃんの付録漫画を見ると、わち先生の場合この時期は人物が更に簡略化され、一見して荒れた絵の印象を残します。自分テイストに忠実に拘り、開き直って書き進めているようにも見とれます。
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ナガシマくんには、まだ話に纏まりがありましたが、虫コミの火星ちゃんは纏まりに欠ける話が多く、読み煩い印象。

付録からによる駒の再編成で、話も絵も更にギクシャクしてしまうのでした。

時代の空気とキャラクターのユルさは、今までの、わち作品全般を容認出来て無いと単行本で纏めて読むにはチィ~と辛い内容かも?と思えます。 

しかし、自分はそんな中にも、何かを読み取りたく思い何度も借りて読んでみるのでありました。。

               ……つづく

 


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