TRIO(アイドルショップ) 経営と、古い漫画本収集のお話。

TRIO(アイドルショップ) 経営と、古い漫画本収集のお話。

中野ブロードウェイでショップやろうぜ⁉️ 新春ゲストスペシャルblog 

✴️✴️年末年始からのスペシャルゲストblogその4️⃣ 🎉🎉🎉

神戸の古本屋 ふらり堂さんから頂きましたYOoo……😆😆😆

漫画に纏わるお話を長篇で頂きました‼️

読みごたえアリマス、、ではでは😍宜しくお願いします🙇‍♂️⤵️

 

つげ義春無能の人日本文芸社
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高校一年の時、本屋で「コミックばく」を見てびっくり。なんとつげさんが新作を描いてるじゃないですか!つげさんの作品は中学一年の夏休みにはじめて読んで、すっかりファンになってました。

早速買って、読みました。特に熱心に読んだのが「鳥師」の話。自分も鳥師みたいに自由に生きれたら…。最後の手を広げて飛び立とうというシーンにしびれました。

中学までは学校終わると、近所の池でノンビリ釣糸垂らしながら読書していたのが一転!高校に入ったら勉強、勉強と周りから言われてウンザリしていたからだと思います。

つげさんの漫画を読んでると、「頑張らなくてもいいかな」と思えてリラックスできていいんです。いろいろラクガキしたのですが、鳥師のイラストだけ残ってました。
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くらもちふさこ

Kiss+πr2 全2巻 集英社
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高校二年の頃、友達に見せてもらった別冊マーガレットに載ってた、くらもちふさこの漫画。中学の時に読んだ「いつもポケットにショパン」とは絵柄が変わってました。描線がシンプルで、かつスタイリッシュ。今までの少女漫画とは違う雰囲気を感じました。

話自体も少女漫画でありながら、少年が主人公で、彼の独白を中心に話が進んでいくところも斬新。また周囲の登場人物の描き方も丁寧で、リアリティーのある世界を感じました。

気が付くと何回も読んで、自分でも似たようなイラストを描いてました。

ある時、親に「あんた体悪そうだから入院しなさい」。突然言われ、学校を一週間ほど休んで病院に入院することに。しかしこれ幸いとばかりに毎日好きな音楽を聴いて、くらもちふさこ風のイラストばかり描いてました。それが下のイラストです。
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病院から学校に戻ると、以前にも増して学校の勉強についていけず、成績はガタ落ちでした。

イタガキノブオ ネガティブ 青林堂

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高校1年の終わりくらいからガロを買っており、その中でイタガキノブオが好きでした。
陰影がはっきりとして、現実にはあり得ない幻想的な世界。また描線がシンプルで、絵に一切無駄がないのです。まるで絵本の作品がそのまま漫画になったみたい。

高校三年の終わりくらいになると、イタガキ風のイラストを描くようになっておりました。

やはり趣味三昧な生活が祟ってか、めでたく大学受験失敗😵💧でも幸運なことに古本屋でバイトすることとなり、楽しい浪人生活を送り、晴れて大学生になれました。

下のイラストは大学入った当初くらいかと思います。単行本を隣に置いて描いてたのですが、今見ると全然下手でどこも似て無いのでびっくりしますね。
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原律子 改訂版大日本帝國萬画 双葉社
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大学時代は図書館やコンサート会場でバイトしたり、麻雀にパチンコと、割と自由な生活を送っておりました。

大学二~三年頃は原律子の描く漫画が楽しみで、掲載誌を購入してました。当時彼女の漫画はニューウェーブと称され、大友克洋高野文子と並んで紹介される存在でした。

その頃すでに何冊か単行本が出ておりましたが、中でもデビュー当時の作品を収めた「改訂版大日本帝國萬画」が秀逸。絵柄がレトロ調で可愛くて、笑いのセンスも良くて、読み手の意表を突く展開。ぐいぐい引き込まれるのです。

これまた全く似てないですが、原律子の漫画を傍らによくイラストを描いてました。
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西原理恵子 ゆんぼくん 竹書房


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大学を卒業したあとは、運良く学校の図書館で働くことになりました。

公務員なので定時17時で仕事は終わり。あとは大学時代ほどではないですが、自由な時間がそこにありました。帰ってからは本を読んだり、近所の古本屋さんを無償でお手伝いしたり。

この時代印象に残っているのは西原理恵子の漫画です。大学時代から読み続けてましたが、社会人になってからさらに読み込むと、その漫画の魅力にハマってしまっておりました。

毒気のある笑いの部分もあれば、叙情的な部分もあって、なんともいえない味わいです。一見するとシンプルでサッと描いたように見えますが、いざ同じような絵を描くとなると中々難しそうに思えました。

実際に似たような絵はかけましたが、やはり真似は真似。今見てもぜんぜん似とりませんネ。
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インターネットが無く、本の書評本もそれほどなかった時代。頼りになるのは自分の好みだけでした。書店に出来るだけいて、たくさんの本の中からお気に入りの一冊を選ぶのです。つまりここに挙げた本は、独断と偏見で選んだような本たちです。

残念ながらこれ以降は、全くこのようなイラストを描くことが無くなりました。理由は公務員を一年で辞めた後は、本当に忙しい日々が続き、同じ本を何度も読んだり、イラストを描く時間が無くなってしまったんです。

今まで何回か引っ越ししているのですが、よく捨てられもせず、残っていたものです。青春のしっぽだと思って、どうか見てやってくださいネ。
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ふらり堂さん、ありがとうございます‼️

本年も宜しくお願い致します。

🌟明日は、レギュラーblog。

まだまだ続きます。皆さん頑張って読んで下さいね‼️