続 漫画が好き過ぎて その👪 235
市場での自分印象は、古本屋さんは流通職、貸本屋さんは事務職のイメージ。。
当然 皆さん大変本に詳しく、流石でアリマス‼️
折り目正しい事務職の様な貸本屋さんのご主人の中に、お一人……無頼派風情で酒飲みで口は悪いが同業の皆さんに慕われる、ガキ大将みたいなユニークな方もいました。
この方にはよく、「お前らは金、金、言って古い貸本漫画ばかり狙って、どーかしてるぞ‼️」と言われたものでした。
この方、恐らく貸本漫画ハンターと店で一悶着あったと思われます。古い漫画が高くなっている情報なんか、当然市場に通う業者さんなら知っていますし、上手い事言ってお宝をせしめてやろう‼️……の魂胆が見え見えな奴なんか来たら、さぞや鬱陶しい事でありましょう。
思えば長年、貸本屋商売を継続されているお方は、効率重視で経費を切磋琢磨してお店を切り盛りして継続されて来た方達、古い動かない在庫など変に抱え、経営リスクになる事なんかしないのでアリマス。
月二回の市場へ足を運び、商品である貸本の在庫を、交換して本を回していた方達ですから……
常に前向きに営業努力をされているのです。
同組合員の、内記さんが運営する 現代漫画図書館 の立ち上げには、古い在庫をお持ちの方は積極的に本を寄贈した事と思います。
例えば地方で、商品在庫に対し、ある程度無頓着になれる余裕な状況の方であった貸本屋さんなら、古い在庫を抱え込んでいる場合もあるでしょう。…が、地価の高い関東地域で、嵩が張る貸本漫画をずっと持っているのなんてのは、考え煩いかも知れません……
現役で商売を継続され、市場に通う現役の貸本屋さんなら特にデス………
☝️東京読者普及商業共同組合 創立50周年記念 アルバムより……
市場デビューしたあの日の大市写真がありました。(自分 昭和59年 22才 の時)
中々 賑々しいでアリマス🎉好景気でありますな🎉🎉
……つづく
好き過ぎる付録漫画セレクション その46.
学年雑誌では珍しく、トンデモ系の変な付録漫画を見つけました。
☝️快男児ファーストマン 田中久 著
昭和30年代の、月光仮面や七色仮面等のTV仮面ヒーローものインスパイヤな漫画でありますが……
突然‼️加えタバコ🚬で暴れ捲る巨大おじさんレッドモンスター現る😲
おいおい 巨大おじさんの正体はロボットだってぇ~ マジかや……⁉️
☝️バイクで戦う仮面ヒーロー……
しっかしユルい。
あんまりですわ……トホホ(;´д`)
▼作者の田中久先生は、昭和30年代初頭は雑誌 痛快ブック 隼七平捕物帖シリーズ で、メイン作家の一人であったし、少年画報の別冊付録も多数あり実績ある漫画家であります。
☝️この付録のボリュームを見てもその人気の程が分かります。
学年雑誌になんでこんな、ヘンテコ漫画を書いたのか謎です……