旧 憂都離夜 から、多摩川の河川敷へと歩きます。
途中の多摩川団地………凄い棟数です‼️
かつて、つげ先生が住んでいたのは、どの辺りの棟でしょうか❔
多摩川団地に住んでいた当時の事は、『 つげ義春日記 』 に詳しく書かれています。
あの時の状況は、つげファンは良くご存知の事と思います。日記には、憂都離夜に立ち寄る記載があるから、お住まいはホントに御近所だったんですね……
日常を赤裸々に綴ったあの日記は、漫画家 つげ義春 を深く知る上でファンには大変興味深く、リアリズムに拘る作家性の資質をモロに表した つげ作品 の一つとして傑作に思います。
つげ一家を俯瞰目線で見ている様なリアリティーに溢れ、人生イロイロあらあ~な…… と思わず呟いてしまいます。
子育て 嫁 漫画 ……世間に向ける目線は繊細であり厳しくもあり、ジワジワ自己の内面へと浸透して来る様な、不安の記載描写は時に重たく、読者迄をつげ義春の日常へと誘うのです……
あまりにもグイグイと読ませる日記。実はコレ つげ流エンターテイメントのフィクション作品なのでは❔❔と、思ってしまいます。
そして……歩いて、多摩川に出ます。
河原で葦の中へ入って佇み 無能の人 ごっこしようか❔と思いましたが、流石に何だか照れました……
多摩川の土手を歩いていると頭の中で音楽🎵が流れてきます。
そう……映画『無能の人』 ゴンチチ の演奏するあの曲。。当時、評判になった映画でした。
映画『無能の人』は、ゴンチチの音楽と かんべちゃん の怪演位しか記憶に無いんですが、、、 残念(/。\)
あの場所に遭遇……


そう『鳥師』 あの場面‼️

まんま………ですね 。。
更に歩くと……日活撮影所
撮影所の背後には巨大なマンションが………
かつて、映画産業華やかな時代には広大な敷地を誇るスタジオを所有していた日活撮影所でしたが、映画産業の斜陽で土地を売却したのでしょう……。
マンションに見下ろされ、川沿い方面へとジリジリ追いやられた様なスタジオが、寂しく感じられます。。
☝️マンションに囲まれた中に丸い屋根の古いスタジオが、幾つか見受けられます。
ここは、撮影スタジオとして、今も使われているのであります。。
番外編 (終)