続 漫画が好き過ぎて その 🚑250
自分が欲しい渋い漫画は、古本屋さん各店が発行する自家目録や、デパート催事。 彷書月刊 古書通信に定期で掲載される、業者、個人コレクターによる巻末目録。マニア同士のトレード等……で収集するスタンスに定着。
貸本の市場には毎回通い、自店の買取りで入った不向きな漫画本を出品するようになります。
大宮の店舗は僅か五坪程と酷く狭く、自分が見極めた売れ筋に絞り込んだ商品展開しか出来ない状況でありました。
2階というハンディもあり、通りすがりの大人の方の来店がほぼ無い。
劇画系の単行本が全く売れなかった……しかし、売れないからと言って折角お持ち頂いた本を持って返らせる事も出来ない。ある程度の金額でお引き取りとなるのですが、それが溜まり捲る困った状況でありました。
丁度店の真上三階が、同じ広さの空があった為、交渉して倉庫としてお借りしました。
倉庫スペースが確保出来たのは有難いのですが、伴い当然家賃も増える………。
そうなれば、在庫を淀ませるわけにも行かないので、収入面でも対策を考えなくてはならず、市場に随時出品する事としました。
当時店では売れ筋の漫画本は、ひたすら高く買っていたので 漫画の買取りが高い店 …と評判になり連日買取り依頼が凄かったので、直ぐ倉庫はイッパイになりました。
二階で買った本を三階に上げ、市場出品用に本を縛り、車の運転が出来ない自分は、赤帽さんに車をお願いして、月二回の貸本市場へ毎回出品。
それを暫く続けると、次第に赤帽車では運べない量となり、毎回2トン車🚚 をお願いして運ぶようなるのでありました。。
馴染みの赤帽さんも出来て、色々と融通を利かせて頂き、積み降ろしのお手伝いもして頂けたので、大変助かりました。
この赤帽さんには今も感謝です🙇🙇
……つづく
好き過ぎる付録漫画セレクション その55.
戦前の薄い冊子 少年少女 は、ずっと何かの付録雑誌と思っていましたが、グリコの非売品 宣伝雑誌でした。
発行時この冊子の入手方法は不明 (未調査)……結構続いた様でもあります。。
田河先生の作品を中心に、その門下生であった杉浦茂、倉金良行 先生等の作品も掲載されていて興味深いです。